酷い職場に就職してしまった…
転職して心機一転しようと思ったのに、就職した職場がトンでもなかったことって、よくありますよね?
短期間で退職すれば履歴書に傷が付くし、でも、我慢し続けていてうつ病になってしまったら本末転倒。
ただ、例のウィルスの件でオンライン面接となり、直接面接先の現場を見学する機会がないと、その雰囲気を知るきっかけも中々ないものですよね?
人間関係が劣悪な職場の特徴
もし、面接の際に職場に直接足を運ぶのなら、働いている人の顔の表情や、愛想の良し悪し、声のトーン等、調べてみるところが何点かあります。
しかし、実際現地に行ってみて以下のことに当てはまったら、人間関係が良くない可能性があります。
- ピリピリして変な緊張感を感じる
- 働いているスタッフに笑顔が見られず事務的
- 働いているスタッフが挨拶しない
- スタッフが怯えている様子
- 会社の方針や方向性が明確ではない
- 利益のことしか考えていない
- 冷たい雰囲気…etc
もし、これらが感じられたのなら、内定をいただいたとしても少し考えた方が良いかもしれません。
委託会社の場合はマネージャーやSV、病院は事務長、施設は施設長が面接を担当することが主
病院だと事務長が、施設だと施設長が面接官を担当する、給食委託会社の場合はマネージャーやSVが面接官として対応されるかと思います。
給食委託会社だと栄養士であろうとパートであろうとマネージャーやSVが担当となるので、栄養士として勤務するのなら確実に上司であることが分かる一方、パートとして面接を希望した場合は自分の所属するチーフがどんな人なのかは分かりません。
ただ、調理師やパートとして面接を受けた場合、チーフを紹介される場合があります。
給食委託会社というと気になるところは事業所の人間関係ではないのでしょうか?
現場で働いているスタッフとの相性もあるし、専属する病院との兼ね合いや管理栄養士との関係もあります。
マネージャー(又はSV)は複数の事業所の特徴を把握しているので、どのような事業所の雰囲気なのかを聞くことが出来るでしょう。
とは言っても、マネージャー(SV)は現場スタッフから見たら雲の上の存在。
上司に上手く媚びを売る人もいます。
蓋を開けたら…?ということもありますが、万が一、所属先とのミスマッチが発生した時の対処について確認すると良いでしょう。
一方、病院や施設に勤務する場合は事務長や施設長が面接官として担当するケースが多いです。
給食運営を直営で行う場合は、栄養部門の長が面接時に同行する場合があります。
その場合は長との相性の関連もあります。
…が、施設や病院を主に運営しているのは院長や施設長であって、この運営方法に芯があるかどうかで大きく変わります。
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面接官がいかにも冷たそうな人
まず、面接時にこんな発言があったらアウトです!
- 部下の悪口を言う
- 「過去に色んな職員をクビにしてきた」との武勇伝を語る
- 過去の管理者(面接官となっているスタッフの前任者等)を貶している
- 自分の手柄を自慢する(手柄を盗んでいる疑惑)
上に立つものが部下の悪口をいうことは、上司として論外な行為です。
まず、部下の悪口を言うことは「上司としての出来の悪さ」を自ら公言しているようなものですから!
それに加えて「今まで何人もの職員をクビにしてきた」と声高に自身の武勇伝を語る人もアウトです!
これは部下の悪口と同じく上司としての出来の悪さを公言しているものです。
もし、採用してから自分の好まない人材だと思ったら、徹底してパワハラする危険性があると見ても良いでしょう。
このようなタイプは排他的である可能性が大きいと考えられます。
前任者の悪口を言う人にも要注意です。
- 今、この企業は変化の時期に来ている!
- 新しい従業員に次々と入れ替わり、新風を巻き込んでいる
- 古いしきたりを捨て、新しいものを取り入れましょう
- この職場は昔と比べて大きく改善された
とても聞こえの良い言葉ですが、自分が管理者になったことによって、当職場の改革を成し遂げたかのように豪語します。
しかし、その病院や施設の良し悪しを評価するのはトップの人間ではありません。
それは、実際に利用されている本人やその家族、施設や病院の近隣住民から寄せられる声が「前より良くなった」のであれば、それは改革を成し遂げている証拠となります。
しかし、管理者が手柄を自慢している割に病院や施設そのものの評判が悪いのであれば、その管理者は「裸の王様」に過ぎないのです(笑)
そして当然ながら、このような輩は独裁主義者。
おまけに前任者や部下の悪口を言っているようでは、額に「アホ」と刻印し(「肉」じゃないよ)、背中に「アホちゃいまんねんパーでんねん」とゼッケンを貼って公然の場に姿を現わしているようなものです。
面接官の良し悪しは職場の人間関係と決して一致しない
面接を受けてみたら、管理者が温厚な人で良かったあ!と思うことがあるかもしれません。
大人しそう、穏やかそうというトップの場合、その長となっている人よりも立場は下であろうと支配者的な者の存在、それはその事業所の癌とも言える厄介な存在がいる危険性が高いのです。
面接官(管理者)は人柄が良いので、話を受け入れてくれたり、福利厚生の面では「有給は自由に使える」という話をするのですが、この人柄の良い管理者は、職場の癌と言えるお局の弾圧に押され、言いなりになってしまうのです。
このケースの場合、事実上、お局がこの職場を牛耳っていることとなります。
このお局は独裁者なので、常識の有無に関わらず自分の我儘が全てとして組織の絶対権限を握ります。
このタイプは自分の私情でスタッフの出来の良し悪しを判断するので、仕事は出来ない上にろくすっぽいい加減な人でさえも自分が気に入れば高評価、優秀で熱意があり献身的なスタッフにも拘わらず自分が気に入らなければ執拗な嫌がらせをして自ら退職届を出すように仕向けます。
しかも、外部の人間や好意を持っている人間に対して非常にあたりが良いので、第三者からしたら酷い人間であることが非常に分かりづらいのです。
変に知恵が働くので、パワハラの裁判を起こすとなると、当然ながらこちらを貶めようと容赦しません。
トップに立つものがいい人ならそれに越したことありませんが、あまりにもお局にイエスマンだと部下として働くあなたの苦労はただものではないことを覚悟しておきましょう。
名ばかり管理者
前述と少し似通っていますが、病院や施設はグループ化しているところも多く、コンサル会社の傘下となっていたり、法人として同族の事業所を数か所持っている場合があります。
今は、このタイプの運営方式の事業所が多く、院長や施設長という各施設の長が配属されているにも拘わらず、もっとも権限を持っているのは本部となります。
これが病院の場合、当病院の院長は名ばかりで殆ど権力などありません。
寧ろ、本部から派遣されている事務長の方が権限を握っています。
しかし、この事務長もコンサル会社の中では立場がピンキリであり、立場が強い者が事務長として配属されれば独裁体質が懸念され、立場が弱い者が事務長として配属されれば、教祖的存在に絶対権限を持たれてしまうことが十二分にしてあります。
また、大規模の法人では複数の事業所を抱えている病院や施設も数多くあります。
この場合は本部が組織を支配している為、「院長」「施設長」といった最高責任者としての肩書は付いているものの、当該事業所の権限を実質握っているのは本部です。
しかし、当該事業所のトップに立っている以上、その施設の長としてリーダーシップを取るべきなんですね。
この長となった人が本部のいいなりになって行動することしか出来ないと、施設の運営方針もぼんやりしている上に、DQNが暴走して自分の好き勝手やりたい放題…
このようなミスマッチを冒さないためにも、その施設(又は病院)を運営するにあたって、どのような方針で持って長として施設を運営していきたいと思っているのか聞いてみましょう。
返答がちぐはぐだと、長とは名ばかりで「ただの忠犬ハチ公」の可能性が無きにしも非ずです。
また、面接時にトップと将来的に直属の上司となるスタッフが面接官ならともかく、トップとナンバー2が面接官の場合はトップに力がない可能性があります。
建物であれば基礎の部分がボロボロのままで建物を建築するようなもの。
その建物に入った人たち(採用された人)が苦労するのは目に見えています。
まとめ
ZOOMやスカイプ等のオンライン面接だけだと現地の見学が出来ないと言うデメリットがあるので悩むかもしれませんが、面接官に焦点を当てるだけでもこれだけ見えてきます。
上に立つ人がいい人ならそれにこしたことありませんが、管理者が従業員を統率する力がある人間なのかがポイントとなります。
はつらつとした人の方が安心ですが、はつらつとしてもサイコパスや武勇伝を物語る人には気を付けて下さいね。
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