面接応募時に「職務履歴書を提出してください」と言われることがあるでしょう。
前は履歴書だけあれば十分だったのに、更に書類を揃えなければならないなんて…
面倒臭い…と思うかもしれません。
手書きがいいのかPCが良いのか色んな説があるので、どちらが本当か迷いますよね?
結論を言っちゃえば…
PC作成の方がお勧めです。
何故なら…
- 手書きのように間違えても、一からやり直すことがない
- 一度作成したものをPCのデータとして保存できる
- 一度作成したものをリユース出来る
- 綺麗に仕上がる
- PCスキルがある人材として見られる
今やPC処理するのが当たり前の時代。
とは言っても、企業によっては手書きの職務履歴書を求めてくる場合もあります。
ごく稀かと思いますが、PC作成の職務履歴書を好まない企業もあるからです。
職務履歴書を書くメリットとは?
職務履歴書のメリットは「自分の実績をアピール出来る」ことです。
実績…?
何かピンとこないなぁ…と思うかもしれません。
ひょっとしたら、給食委託会社でしか働いたことがないから何の自慢にもならないかもしれませんが…
入社して1年程度で辞めてしまえば確かに実績として認められません。
でも、3年位続けていれば面接官から見ると「この人はちゃんと仕事を続けてくれる人なんだな」という印象を与えます。
でも、嘘の申告はダメですよ!
キャリアが浅いうちは「厨房業務」「給食管理業務」を行っただけでも十分ですから。
給食管理業務を細かく分類すれば、献立発注、スタッフの衛生管理、納品食材の衛生管理、加熱調理の温度管理、従業員の健康管理というように項目は複数あるもの。
チーフを経験していれば、マネジメント経験を積んでいることをアピール出来ます。
こういう所でチーフをやっていた苦労が報われたりするのです。
職務履歴書はPCで作成するとほぼ一回で終了
PCで職務履歴書作成が大変なのは、最初の時のみ。
この一番最初の山を超えれば、修正箇所はわずかなもので済むからです。
一度作成すればPCにデータとして残りますし、面接を複数希望している場合は記入日の日付を変更して持参すれば済む話。
そして、今は年齢関わらずPCで書類作成をすることが当たり前の時代です。
還暦を迎えている人でもブログを書いている位ですからね。
事務作業の経験がないし、何でもスマホで済ますからPCを持っていないと言う人も中にはいるかもしれません。
PCは安いものだと2~3万くらいで販売していますし、容量が8Gのものでも3万円程度のものも見つかります。
中古だと状態の良し悪しがあると思いますが…
実際私もPCの調子が悪くてやむを得ずノートPCを購入しなければならない状況となったことがありました。
3万円位で8Gのものがあったので、購入して現在使っています。
ただ、型は少し古いですけど。
購入したPCは型落ちのPCに新しくHDを入れて、オフィスのソフトが入っているものを購入したので、追加購入するものはマウスだけで済みました。
ただ、安いPCのデメリットはカメラが付いていないものがあるということです。
なので、ズームやスカイプで面接となるとスマホで代用することになりますが…。
因みに8Gあれば動画作成は可能です。(動画作成ソフトによっては容量の大きいものもあるので注意しなければなりませんですけどね)
それでもどうしてもPCが苦手な場合は手書きで頑張るしかありませんよ。
PCで職務履歴書を作成するときの注意点
PCで文書作成すると、案外文字の打ち間違えをするもの。
誤字脱字が多いと、「能力がない人」「仕事が雑な人」という印象を与えてしまいます。
PCで作った文書はPC画面上だけのチェックでは、案外誤字脱字が多いものです。
一度出来上がった職務履歴書は、一度印刷してからチェックをします。
変換ミスや文字の打ち間違えに印を付けて訂正するのは勿論のこと、職務履歴書で使用しているフォントやフォントサイズ、記号、カッコに統一感を持たせます。
箇条書きにするとスッキリ仕上がります。
でも、自分の実績をアピールするにはある程度の文章量も必要です。
その場合は長くても5、6行程度に留め、箇条書きにして分かりやすくします。
用紙一枚にびっちり書いてあると、見た途端にうんざりするのは分かりますよね?
一つの会社に一枚で収まらなければそれはそれでOKです。
ただ、複数の職場経験がある場合は、次のページに切り替わってから記入しましょう。
手書きで記入する時の注意点
職務履歴書は履歴書同様にコンビニや100均で購入出来ますし、100円の履歴書や職務履歴書を使ったからといって落とされることはありません。
手書きの場合は履歴書同様に修正テープや修正液で訂正はNGです。
勿論、ペンで塗りつぶして直すのもアカンけどね。
当然ペンで記入するので、一度間違えてしまえば、また一からやり直しとなります。
履歴書同様に文字は丁寧に書くことです。
字の上手い下手は個人差がありますが、殴り書きで見づらいものは先方に良い印象を与えません。
「読みやすい」ことを意識して書きましょう。
職務履歴書の項目は何を書けばよいのか分からない
職務履歴書の項目は職種によって様々です。
例えば一般企業でしたら会社名、資本金、設立年月日、事業内容、従業員数、所属(事業所、支店)、部署名、役職が必要最低限の項目となります。
病院でしたら設立年月日、事業内容、診療科目、従業員数、部署、職種、役職が挙げられます。
所属期間、業務内容も記入します。
マネジメント業務経験があるのなら「チーフ(責任者)」としての実績も忘れずに記入しましょう。
まとめ
職務履歴書の書き方についてまとめます。
- PCで作成した方が効率的
- PCで作成した文書は、一度印刷してみて確認する
- るフォントやフォントサイズ、記号、カッコを統一する
- 出来るだけ箇条書にして簡潔にまとめ、文章として記入する場合は5、6行程度に留める
- 手書きの時はペンで丁寧な文字で記入し、修正液等を使わない
履歴書の準備だけでも億劫なのに、更に詳細を記入する職務履歴書の作成は一見面倒な作業のようですが、一度PCで作成してしまえば、あとは簡単な入力で楽に準備が出来ます。
この職務履歴書はアピールポイントとなるものなので、自分の実績となることは出来るだけ記入しておきましょう。
特にキャリアが長い人は職務履歴書の提出を言われなくても、提出しておいた方が転職活動は有利になります。
https://nayamerueiyoushi.info/iryoukaigotensyoku/
https://nayamerueiyoushi.info/careena-review/