こんな言葉を上司から言われたら、モチベーションが超低下しますよね??
そもそもクビを口にするところで、上司としての出来の悪さを自ら露呈するようなものです。
一見聞き映えの良い言葉です。
改革と聞いたら「古き悪いものの終焉を図り、新しき良きものを取り入れよ」という経営基盤を構築している様に見えますが…
だからスタッフを入れ替えているのか??
でも、この言葉の裏側の意味をきちんと理解しておきましょうね!
当時は「パワハラ」という言葉が浸透されてなく、ハラスメントを表す言葉として「セクハラ」が使われていたことがありました。
ワンマン経営によって「クビ」が続出
この事例は事務長が交代したことによるワンマン経営化です。
先代の事務長の時代は従業員の定着が良い方で、各部署の責任者、従業員共に長く勤務されていました。
また、従業員の有給休暇の取得も尊重していました。
当時は90年代。
「旅行に行く為に有給を使う」ことが許されていた時代でした。
仕事内容も今ほど煩雑ではありませんでしたが、時代が時代だったのでまだまだアナログな部分は沢山残っていました。
当院が特に優れた病院というわけではありませんが、無暗矢鱈とスタッフをクビにする風潮はありませんでした。
しかし、事務長が変わってから「クビ」になった従業員が続出し始めたのです。
まず、クビとなった従業員は年配の調理員でした。
とは言っても、この調理員は厨房内で大威張りし、他の調理スタッフを年中虐める上に理不尽に怒鳴りつけていたので、懲戒解雇として認められるものでした。
実はこの病院、この事務長が入職したことにより、異常事態を発生することとなったのです。
事務長が変わったばかりのころ、栄養課に所属していた管理栄養士1名、栄養士1名のうち、栄養士の方が退職することとなりました。
そして新卒の栄養士を1名雇ったのです。
この栄養士のこと「真姫(仮名)」によって栄養課は次々と引っかき荒らされます。
経営者と愛人により管理栄養士を次々と退職に追い込む
この栄養士こと「真姫」は、事務長と愛人関係があり、自分と合わなくなったスタッフを事務長の力で次々と管理栄養士を退職に追い込みました(合計3名を1年おきに)。
事例1
1人目の管理栄養士は新卒で栄養士として入職し、在職中に管理栄養士を取得したスタッフでした。
勤続年数は5年目に差し掛かるところでした。
まだ、その当時は昭和やバブル期の明るい時代の面影が薄くなったとはいえ、「モンスターペアレント」の存在はなく、大らかさが残ってた時代でした。
それなので当時は割と呑気に仕事に取り組んでいた時代でした。
その管理栄養士にも当時の呑気なノリがあり、有給休暇を自由に使っていました。
それなので「友達と旅行に行く為」という理由で有給休暇を申請していました。
しかし、栄養士(真姫)が気に入らないと思った途端に管理栄養士の首を切ることを図ったのです。
この理不尽ないちゃもんの動機は、人間関係のもつれ。
あんたがいい加減だから真姫ちゃんはあんたについて行けないんだよ!
上司である事務長は一方の肩を持ち、一方を悪者扱いにしました。
そして正社員である管理栄養士をあっさりクビにしたのです。
一方栄養士の方は…
管理栄養士にパワハラされたことを理由に退職(したフリ)をして長期休暇を取っていました。
管理栄養士が辞めた途端に…
平然とした顔で
スキップしながら「復活復活!びよんびよ~~ん!」と言って職場復帰したのです!
事例2
その後、新しく管理栄養士が入職されました。前任者や私と同い年くらいの人であり、当時20代半ばでした。
なので、実績としては5年程ある人です。
その管理栄養士は有能で厨房から事務まで卒なくこなし、頭も切れる人でした。
次々と栄養課内における帳票類の見直しを行い、改善を図りました。
これによって、栄養課の赤字を黒字に塗り替えたのです。
しかし、真姫は次の管理栄養士との間でも人間関係のもつれを起こしたのです。
仕事を失敗すると人のこと嘲笑うんです。
泣きながら事実無根のパワハラ説を事務長にチクりました。
あまりにも真姫ちゃんが可哀そうすぎる…
お前のような人材はうちでは不要だ!
クビ!!
その有能な管理栄養士は事務長から「クビ」を命じられたのです。
そして前任者の時と同様に、管理栄養士によるパワハラが理由と言って退職したフリをして長期休暇を取り、管理栄養士が辞めた途端…
再び
平然とスキップしながら「復活復活!びよんびよ~~ん!」と言って職場復帰したのです!
事例3
その次に新しく管理栄養士が入職されました。当時40歳位の人であり、病院経験は初めてとのことなので、病院の栄養士としての仕事はあまり得意ではありませんでした。
元々学校の先生をやっていた人なので、色々と物知りな人でした。
はじめはまるで親子や姉妹のように仲良く仕事をしていました。
しかし、ここでも人間関係のもつれが起こったのです。
またもや手のひら返し!
愛人である事務長に涙ながらに訴えます。
この次々と管理栄養士を退職に追い込んでいる栄養士は職能がない人。
この時点でもう3年目。
普通だったら一人前に仕事がこなせるレベルです。
それでも新卒の頃から進歩が見られていません。
その叱責は尋常ではありませんでした。
おまけに耳が聞こえません。
仕事が辛くて辛くてもう我慢出来ません…
例のごとく退職(したフリ)をしました。
真姫ちゃんは耳が聞こえなくなる位あんたのセクハラに著しく傷つけられたんだよ!
あんたのせいで栄養課は酷いことになっているな。
お前のやったことは懲戒処分に匹敵する!!
管理栄養士は精神的に追い込まれ、体調を崩しそのまま退職となる運びとなったのです。
そして一方栄養士の方はと言うと・・・
長期休暇を取っていただけなのです。
更に
平然とスキップしながら「復活復活!びよんびよ~~ん!」
…と言って職場復帰したのです!
これ、、、3度目ですよ。。。3度目!
結局のところ、この栄養士は「自分の無能さ」に気が付いたのか、この病院に職場復活することはなかったそうです。。。
ヒステリックな懲戒解雇
ただ、事務長の不当解雇はそれだけではありませんでした。
これは他所の部署においても行われたのです。
事件の詳細については触れませんが、ある部署のスタッフが業務簡略化を図る為にやってはいけないことをやってしまった件で当部署のスタッフ3名が懲罰をかけられたのです。
とは言ってもこの件は捏造の可能性もあると見られています。
当時の当部署の課長は課長の職位を外され、新設された「環境整備課」という名前ばかりは立派な部署へ移動となりました。
一日の業務を日誌に書いて提出しろ。
一日の業務は窓ふきのみ、業務終了後は一日の業務内容を日誌に書いて事務長に提出するという日課を毎日送るようになったのです。
そして係長は一定期間給料減額の処分を受けられました。
そしてスタッフ1名が「越権行為が著しい」「指示命令に本当に反発」という理由で懲戒解雇処分を受けたのです。
この事務長になってから、各部署に「影の司令官」的な存在が配置されていたのです。
そのスタッフは平社員という立場にも関わらず、自分の上司や同僚の監視カメラ的な立場となっています。
少しでも不祥事が見られたら事務長に報告し、当スタッフを転落させるというシステムが働いているのです。
この十数年後、身近なところで事件がありました。
給食委託会社の男性パートスタッフが、勤務中に女性患者に対して阻喪をしたのです。
当然給食委託会社のSVは報告を受けています。けれども、上記のような厳しい懲罰はなく、そのまま普通に仕事をさせていました。
…ということは、当時のスタッフへの懲罰の厳しさはヒステリックであり、不当解雇や業務過少要求といった懲戒処分は感情的で非常に稚拙であることが言えます。
まとめ
当時はここまで、パワハラだの取り上げられていなかったので、不当な扱いをされれば泣き寝入りしかありませんでした。
しかし、パワハラをする事務長は自分のことを棚に上げて思うようにいかなくなったスタッフのことを「パワハラ」だ「セクハラ」だと暴言を吐きます。
普通の神経なら、そんな真似は出来ない筈。
普通だったらね…
従業員がどんなに高い志を持って仕事に臨んでも、トップがクズならば、従業員が本来持っている能力を十分に発揮することは出来ません。
そんな職場に残留しても、お先真っ暗ですよ!
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