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優秀な人材を解雇したというホントの話

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会社をクビにされる人にはどのような特徴があると思いますか?

  • 仕事のミスが多い
  • 能力がない
  • 周囲に溶け込めない
  • 無断欠勤が多い
  • 何年働いても進歩がない

一方、上司に買われる人とは、成績が良くて優秀な人だとイメージしていますか?

ところがどっこい…案外アホかもしれませんよ(笑)。

でもね、退職させるように仕向けられると…

私って能力がないのかなぁ…

ついついナーバスになってしまいますよね。

結論を言えば、クビになる人は能力がない人とは限らないのです。

しかし、ちょっとしたことが原因で「こいつ…クビにしてやる…」と感情が沸き上がったところで、正社員をクビにすることは法律上困難なことですよね?

あいつを辞めさせたいけどクビに出来ない。

だから辞めさせる為にあらゆる手段をとって、自ら退職届を出すように仕向けます。

それは、本人が素行不良ではなくても、他の従業員にハラスメントをしていなくても、周囲の足をひっっぱっていなくても、実績があっても退職するように仕向けるのです。




 

優秀な管理栄養士を袋叩きにして退職に追い込んだ話


これは、ある病院で働いていた時に上司から聞いた話でした。

…というのも30年程昔の話ですが、その当時の当院は管理栄養士が配置されていなかったので、新しく管理栄養士を配置したことがありました。

その頃は管理栄養士が配置されていない病院や施設があった時代であり、これから管理栄養士(Eさん)を配置して適時適温加算を導入しようとする時代でした。

そこには栄養士が配置されており、その栄養士は将来課長に昇格するのですが、仕事のレベルはお世辞にも高いとは言えない人でした。

嫉妬の感情から生まれた執念


Eさんは非常に優秀な管理栄養士でした。

当時の栄養士の仕事ってタカが知れているだろ?って話ですが、確かに今に比べたら遥かにアイテムも少なく、O157が発生する前の時代でした。

厨房業務、献立作成、栄養指導が出来れば栄養士として十分。

そんな仕事、誰でも簡単に出来るんじゃね?

という話ですが、当時の厨房環境は今より遥かに劣悪でした。

現場が暑くて仕事が激務なことは変わらないですが、厨房設備の便利さは今とは雲泥の差。

スチコン(スチームコンベクションオーブン)が設置してある施設は殆どなかった時代でした。

回転釜又はガスレンジによる調理がメイン。

オーブンがあれば上等な方です。

焼き料理は「サラマンダー式」の焼き物機を使っているところも多かったです。

「サラマンダー」というと爬虫類をイメージするかもしれませんが、網焼きというと分かるかもしれません。

串焼きに使う調理器具で調理するものですが、火力の調整が難しいし、魚をひっくり返す時に魚が割れてしまったこともよくありました。

事務作業は手書きが当たり前の時代だったから、無駄な作業時間を費やしていた時代でもありました。

当時はアナログで不便だったし、この病院の厨房の作業導線はお世辞にも効率的とは言えなかったよ。

管理栄養士のEさんが行う栄養指導はアドバイスが適切であり、食品一つ一つの栄養についてしっかり頭に入っていて、柔軟に対応が出来る人でした。

その為、課長はEさんのこと面白く思っていませんでした。

後から入ったスタッフに追い抜かれて、今までトップに立ってた自分のポジションを奪われるなんて…

嫉妬の女王からしたらたまったものではないもの。

そのポジションを何とか保持しようと、嫉妬の女王は管理栄養士を目指します。

一回目の試験…不合格。

二回目の試験…不合格。

三回目の試験…不合格。

キィィィィィィィィィィィィーーー!!!
面白くないわっ!!!

流石に三度も落ちれば懲りてしまうのではないかと思いますが、嫉妬の女王の執念は只物ではありませんでした。

その執念による功績は四度目の試験によって結果にコミットしたのです。

嫉妬の感情から派生した袋叩き


管理栄養士を取得出来た嫉妬の女王は超ご満悦。

世間から一目置かれる国家資格を得られた上に、こうしてEさんを片を並べるようになったのですから。

しかし、Eさんと嫉妬の女王をサシでバトルさせたところで、嫉妬の女王はEさんに太刀打ち出来ません。

そこで嫉妬の女王は仲間を呼び出したのです。

それは「お局看護師軍団」を仲間にしてEさんを末梢することを企てたのです。

この「お局看護師軍団」も負けじとイヤ~な連中であり、准看護師でありながら師長や主任というポジションに就いている人達です。

え?何故、正看護師ではないのに師長をやっているの?

って思いますよね??

このお局軍団は正看護師が入職すると、集団こぞって正看護師を袋叩きの刑にします。

なぜなら、正看護師に師長や主任のポジションを取られたくないからですよ。

そう…嫉妬の女王は、この「お局看護師軍団」を利用して、Eさんを袋叩きにしたのです。

散々いびられたEさんは精神的にも病んでしまい、挙句の果てに胃潰瘍となって自らその病院を退職することとなったのです。

これによってめでたく嫉妬の女王は「栄養課課長」のポジションを得られたのです。
 

給食費を赤字から黒字に塗り替えたスタッフをクビにした話


これも、しっかりした実績のあるスタッフをクビにした話です。

これも20年以上前の話となるのですが、かつては国からの報酬も多く、今のようにカツカツの予算で食材費をやり繰りするような時代ではありませんでした。

事業所によってはどんぶり勘定のところもありましたが、当事業所も当時はそれほど予算のことを気にせずに栄養部門の運営が行われていました。

この時、この病院に新しく管理栄養士(Tさん)が入職しました。

Tさんはパートという立場でしたが、他所で5年程経験を積んでいるので何でも一人前に仕事をこなせました。

Tさんが入職したことによってあらゆる帳票の見直しがされ、作業といい、食材費といい、かなりの無駄を省きました。

その結果、赤字だった給食費が黒字になったのです。

Tさんは頭が切れる優秀なスタッフでしたよ。

それだけ病院に献身的に働いたのに、Tさんはクビとなったのです。

パートだからクビを切りやすいというのもあったのですが、特に不祥事を起こしたわけでもないし、素行不良というわけでもありません。

この根本原因は栄養士にあったのです。

こいつが非常に曲者であり、強力なバックである事務長がいたのでした。

この栄養士は人間関係のトラブルをよく起こす人であり、このトラブルが原因で「Tさんは栄養士にパワハラをした」ことと見なされ、あっさり切られたのでした。

トラブルを起こした二人に対し、一方を保護して一方クビにするって余りにも不平等じゃないの?って思うんですけどね。

上司だったら中立的な観点から捉えるべきでしょ?



 

栄養指導で実績を出したスタッフを退職に追い込ませた話


これはTさんの後任者にあたる人の話です。

入職当初は、その職場に黒歴史があったことは知らぬが仏の話。

本人はこの病院の栄養課のずさんな部分に改善を施しました。

他所の病院を経験していたので、新しい献立を導入するなどして栄養部門の業務に変化を付けました。

しかし、ここでも栄養士とのトラブルが発生したのです。

こいつは過去に「トラブル発生→退職したふり→復活」を繰り返し、職場を存続していた人でした。

ヤバイよそれ!ゾンビだよ!

ただ、今回ばかりは自分の無能さに気付いたのか、この病院に復活することはありませんでした。

ところが、これを事務長が許すわけがありません。

その後、後任に栄養士を募集せずに管理栄養士は今までの仕事を一人で担うこととなります。

献立から発注、栄養指導…。

しかし、栄養士がいなくても時間内に仕事を終わしていたのです。

これが余計に面白くなかったのでしょう。

今まで二人でやっていたことを一人でやらされて「出来ない」と尻尾を巻くだろうと目論んでいたものが、全く違う結果を出してしまったのだから。

おまけに退職した栄養士の脳無しが如実に現れるものだからね。

これは「タイムカード」によって書面として残されるものでした。

それってただのお荷物なんじゃない?

そして事務長は更に汚い手段をとったのです。

栄養士が辞めた約3ヶ月後、調理員が退職することとなりました。

その理由は「クビ」

事務長にとって思うようにならないスタッフということもあり、独断と偏見で切ったのです。

勿論、栄養課の意見なんてひとつも聞いていません。

人が有り余っていたわけではないのに、事務長の一方的な「気に入らないから」という理由。

実質的には二人欠員の状態で栄養課を動かしていました。

そのうち一人は役立たずだったけど…

更に一ヶ月後、一人の事務員を栄養課に異勤させました。

しかも、寄越されたスタッフは仕事が出来ない人。

このような人員体制だったので、管理栄養士としてはシフトを組むのに困り、自分が早番をやらなければならない状況でした。

現場で働いている調理員の苦痛な声、それとは対象的な上司からの圧力。

本当は栄養士を一人雇ってほしいところなのに、増員したスタッフは役に立たないスタッフ。

この扱いに耐えきれなくなって管理栄養士は自ら退職届を出す運びとなったのです。

でも、その管理栄養士の院内での評判は決して悪いものではありませんでした。

以前は「激マズい」食事が出ていたのに、食事の内容が改善されたとの話があったり、栄養指導を受けたことによって患者様の検査データが改善されたことから、栄養指導も好評だったのです。

それでも、退職に追い込まれたのです。

クビにしたくてもクビにできない。だからパワハラという手段を用いる。

事務長という職権を濫用し、「業務命令」を理由に全てを自分の思惑通りにし、気に入らない人間はどんな実績があろうと排除する…というのが、この独裁主義の方針だったのです。

しかも、その後任となった管理栄養士は相当お気に入りだったそうですが、その管理栄養士は有能か?

それはあなたのご想像にお任せします(笑)。

この事務長は何でも人のこと「レベルが低い」と言っていたものの、本人のやってることは「お人形さん遊びレベル」であって至って稚拙なもの。
 

 

まとめ

上司の考えや経営方針が理不尽でも長いものに巻かれるべしと言われますが、確かに長い者に巻かれれば自分の身を守ることが出来ます。

例え能力や実績があってもトップにとって気に入らなければ排除して、居残った連中は会社を私物化してやりたい放題。

一方、排除された側の人間はなだめられるだけ。

こんな企業ばかり増えてしまって、今後の日本は本当に繁栄するの?

所得水準も韓国より下回ってるというじゃないですか?

それでもって自社の売上ばかり着目しているという始末。

でも、「クビにされた」「退職届を出すように仕向けられた」ことは、決して脳無しだからではないのです。

何故、辞めさせられたのか?

  • 自分より優秀で面白くない
  • 権力を奪われるのが恐い
  • そもそもその人の存在が面白くない
  • 脳無しがバレる

なので、もし退職させるように仕向けられて自信を失くしてしまった時、「辞めさせる側の能力のなさ、精神年齢の低さ」がその動機の可能性があるとこうことも知っておきましょう。

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B!

 



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