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有給休暇取得禁止ブラック企業化~モンスターの巣窟となった介護施設~

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昭和時代に設立され、40年以上の歴史を歩む老舗の施設。

以前は福祉における国からの報酬が多かったことからも、高収入で人気があったことも否めませんが…

当時は当施設に就職したいとの声が殺到する程、働く人にとっては人気の施設でした。

時代が良かったということも、その理由の一つですが、当時は明るく活気がある職場でした。

介護保険制度の導入、経営者の世代交代…様々な変化によって「冷たい職場」という全く違うものに化けてしまいました。

当該施設の今は…?

怒号が飛び交う介護施設。

これでは職員も利用者も病んでしまうのでは…




 

優れたリーダーのトップダウン形式は組織を統括する

ブラック企業はワンマン経営でトップダウン形式がこれに該当すると言われます。

けれども、これはトップに立つ人間の資質によって全く違うのです。

この事例は特養ですが、この特養の施設長は施設全体を取り仕切っていました。

とは言っても公私混同するとかそういうものではなく、その施設の運営方針を明確にし、従業員を上手く取り纏めていたのです。

時には従業員を厳しく叱ることもありました。

それはただの怒鳴り付けや好き嫌いの感情、気に入らないから暴言を吐くというのではなく、指導という意味を込めてなので、どの従業員に対しても平等に接していました。

その施設長も70歳を過ぎると体調が思わしくなく、不在となることが多くなりました。

退職される前の不在時が続いた期間には一番長く働いている生活相談員に施設長の代理として業務を任せていました。

その生活相談員はとても温厚な人柄でいわゆる「いい人」でした。

初代施設長が退職後、その相談員が前施設長の意思のもとに施設長に就任しました。

これには初代施設長の思いもあり、新施設長を中心に、部下であった生活相談員をサポートに付けて、今までのようなホームを継続して欲しいという思いがありました。

…というのは、初代施設長も当時の生活相談員達も「利用者へ真摯に向き合い、相手へ尊厳の気持ちを持つ」という価値観が仕事ぶりから感じたからです。

当然この人達はハラスメントをするような人達ではありません。

 

過ちのスタート地点

翌年度に副施設長制度を設け、全く価値観の違ったスタッフを副施設長として就任させます。

これが、この施設の大きな過ちに繋がっていくのです。

この施設には非常に厄介な存在がいます。

その従業員は施設が設立した当初から従事していた人でした。

その従業員は施設長が交代する少し前に介護部門の責任者に就任していたのです。

これは施設として芳しいことではなかったのですが、事情があってそうなったのでした。

実は…、責任者の候補となる人材がもう一人いたのです。

そのスタッフは責任者となったスタッフと性格が対称的でソリが合わない人でした。

ただ、そのスタッフは良心的で一生懸命仕事に取り込む鑑のようなスタッフであり、初代施設長はその人を介護部門の責任者に就任してあげたかったのですが。。。

そのスタッフは39歳という若さで他界してしまったのです。

そして棚から牡丹餅のごとく、責任者になってもらいたくない人に責任者として就任せざるえない状況となってしまいました。

この責任者となったスタッフがとんだお局だったのです。

このお局は美味しい所を魅せるのが上手く、相手によって物凄く態度を変える人でした。

自分の気に入った人にはとてもフレンドリーで「人当りが良く、非常に穏やかな人」ですが、気に入らない人だと細かい人の粗探しをしては「勤怠だ」といって挙げ足とって暴言を吐きます。

会議の場では気に入らない人を吊し上げにして、挙げ足取りをし、物理的に無理な仕事を強要します。

そして周りを上手く味方に付け、気に入らない従業員のことを「馬鹿にするように」悪口を言いふらし、多くの職員に当従業員を「仕事が出来なくて変な人」であることを植え付けさせます。

嫌いな人には天才的という位非常に意地悪な上に、人を陥れるスキルは右にいない位有能です

なので、その従業員は何も悪いことをしていないのに、何故かあまり絡みのないスタッフに邪険にされたり、厳しい態度を取られるのです。

しかも、施設長はそのお人柄からお局に対抗出来なく、副施設長は「長いものにまかれよ」主義なのでお局をお膳立てしていたのです。

 

組織改革が堕落を生み出す

この施設は、以前施設長のワンマン経営だったことから、特に役職というのは決めたおらず、一番古くから働いている人が各部署のトップに立っていました。

そこ役職制度を設けて組織を整備するという話になったのですが。。。

この組織改革は副施設長の考えを元に行われました。

組織改革をしたら…何の罪のないスタッフが平社員に降ろされ、その代わり後輩スタッフが課長に就任する、お局軍団が役職付きという、前施設長が望んでいたものとは全く違う組織改革をしてきたのです。

しかもお局はケアマネを所持していることから、一般企業で言う「部長クラス」に就任させるというトンでもないものだったのです。

お局は自分がケアマネというばかりに、マウンティングは尋常ではありませんでした。

そしてこの施設の社風は「細かくて口煩いことが優秀スタッフの掟」のような暗黙のルールが生まれたのです。

 

「虐め」に遭うというクレームが頻発

かつてはこの施設は就職を希望したい人が沢山いる位だったのです。

ところがこの組織が改革される2年程前から「この施設に入職すると虐めに遭うから就職したくない」という苦情が約8割の実習先からあり、前年度からの新卒者は無資格者を採用しているのです。

中には他の科目の学校を卒業して当施設に就職する子もいました。

しかも、経験が浅いスタッフは「何でこんなに??」という位怯えています。

ところがその子たちは、勤続年数が経つと虐める側につくのです。

 

虐めの原因は全くの見当違い

新しく作成された組織図は、明らかに虐めの原因となっているスタッフを役職に就けているのですが、その虐めの原因を別なところに置いていました。

そのターゲットは居宅介護支援センターのケアマネだったのです。

このケアマネが利用者に対する差別が著しく、嫌いな利用者にはマウントを取り、差別的な態度をとっているということがアンケート結果から沢山回答を得たから、ケアマネをやらせないで清掃員に異勤させようというものでした。

ところが、そのケアマネがケアマネとして就任した正当な理由もあったのです。

元々そのケアマネは介護職員として働いていました。介護職員として働いていた時に体調を崩し、前施設長からケアマネとして働くことを勧められ、これまでに至ったのでした。

このケアマネを何等かの理由で証拠を突き付け「利用者に差別やハラスメントをしていた」と巧みに理由付けをして、おまけに実習生の虐めの首謀者として話をでっち上げ、退職推奨をしていたのです。

しかし、施設内介護における実習生の虐めの問題に居宅介護支援センターのスタッフは一切タッチしておりません。

居宅介護のケアマネが年中施設内で頭ごなしに実習生を怒鳴り付けている程、居宅ケアマネは暇ではない筈です。

ただ、このケアマネが退職したからと言って、その施設の環境が改善されたわけではありません。

勿論、これは施設内の虐めの根本的解決ではないのです。

ただ単に、お局の目の上のたん瘤を追放する為に行われただけだったのでした。

 

職場の私物化

更にこのお局やお局の取り巻きの間では「職場の私物化」が始まっていました。

例えば、慰安旅行ではお局の取り巻き軍団の好きなように予定が組まれたり他所で就職している筈のお局の旦那を当施設に就職させるという奇怪なことをやっていたのです。

 

モンスターを次々と発生

そのうち、お局の取り巻き軍団が次々と退職し、後輩にあたる従業員が主任等に就任されるのですが、中には酷いモンスター化した従業員がいたのです。

主任になる前は挨拶を自らすることが出来、「有難う」が言えて、スタッフには平に接し、人の悪口を言うような人ではありませんでした。

しかし、主任になった途端、物凄い暴言を吐くようになったのです。

これが本性なのかどうかは知りませんが、かつての主任の姿を知っていたスタッフとしては大変ショックなことです。

尊敬出来る美女が尊敬出来ない性格ブスに豹変した話企業で出世すると「課長」「係長」「主任」などの役職に昇格し、ついつい優越感に浸ってしまうでしょう。 この肩書を持つことは「車の免許...

 

人格的にも能力的にも優れているスタッフは去ってしまう

そして、この施設はいい人がみんな辞めていくのです。

当然従業員の定着も悪いのです。

退職された従業員の中にはクーデターを起こした人もいました。

当従業員は自分の上司や施設の方針に強い反発心があり、トップに物申す場を設けました。

当時の介護課課長は「平気で利用者を怒鳴りつける」人でした。

殆どの職員がこのスタッフに怒鳴りつけられて嫌な思いをしているのに、介護課の課長に就任させているところが、管理者の経営センスの無さを感じるところです。

この介護課の課長は自分に反抗的なスタッフには人事考課で低い査定をしてボーナスを下げたり「私に逆らうとボーナスやらないからね!」と部下に暴言を吐いていました。

従業員全員がボーナスの件で、勤務終了後に集まることがあり、ボーナスの話が終わって一部のスタッフが去った後、当時の介護課の課長や主任に対する不満話を当時の施設長(この時点で施設長が4代目となっている)に訴えました。

(このような事情を抱えている職場なので、施設長が入れ替わりが激しい)

その時に上司への不満を訴えていた従業員のうちの一人の男性従業員が退職したのです。

退職後は地元へ引っ越してケアマネの仕事をするということでしたが、明るくて良心的なスタッフだったので退職はとても残念なことです。



 

有給休暇取得禁止令

そして、この施設のお局は、他の職員の有給休暇のことまでもいちゃもんを付けていたのです。

当時の当施設は有給休暇未取得なんて当たり前の時代でした。

特に施設の介護職員はサービス残業が当たり前で有給休暇なんて取れるような状況ではなかったのです。

その理由には「介護職員間で虐めがあるから」従業員の定着が悪く、その離職率の高さから人手不足となっているからです。

しかし、このお局のいちゃもんの動機は嫌いな職員が有給休暇を取ることは面白くないという極めて幼稚な発想です。

有給休暇を取れば「自己中心的で利用者様の為を全く思っていない」と話をでっち上げるのです。

 

まとめ

これは初代施設長が望んでいた未来の施設と真逆な姿となってしまいました。

この真実が晒されれば間違いなくこの施設は「ブラック企業マップ」に掲載されているでしょう。

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B!

 



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