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就職とマインドコントロール

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マインドコントロール?

宗教?

タイトルを見てびっくりされたかと思われます。

就職して職場の組織の一員となることは、本当に色々なことに遭遇します。

これは働くことに限ったことではありませんが、「生きる事」自体が良かれ悪かれ本当に色々あります。

人は人生の中で、様々な環境に巡り合い、色んな人間に出会います。

それは家庭、保育園、学校、職場、サークル活動等様々な場で人との出会いがあり、出会った人達の影響を無意識のうちに受けています。

マインドコントロールは言葉や口調などで人の心に入り込み、相手の意思を別の方向に動かすテクニックと言われます。

暴力等の力任せで相手に影響を与えるわけではないので、周囲の人にも分かりにくいのです。

しかし、日常生活における自分の置かれた環境によって自然と周囲の影響を受けます。

その環境次第ではマインドコントロールに遭遇する場合もあります。




 

就職することはマインドコントロールを受けやすい環境におかれること

就職すること、つまり社会人になることは「社会」という大人社会の中で大人になった自分が羽ばたくイメージがありますが、会社(働く場所によっては医療機関や公的機関、福祉施設等)の組織の一員となることは狭い鳥籠の中に入るようなものなのです。

これがエスカレートすると「無視カゴ」になってしまいますが。。。

これが組織の管理者や中心的に動いている管理職の資質によって、広くて風通しが良く自由に行き来出来る鳥籠に入ることもあれば、狭くて行動制限されている鳥籠の住民となってしまうこともあるのです。

特にマインドコントロールを受けやすいのが後者のような環境に置かれている職場に就職した時です。

つまり管理的立場に立っている者の我儘によって運営されると、その職場のルールは管理者の価値観そのものとなってしまいます。

このようなワンマンな管理者は「自分は正しい」「自分に逆らうものは排除する」という考えなので、自分の気に入った者や自分を慕ってくれる人にはめっぽう優しい一方、自分と全く考えの違う者や合わない人には自己否定感を植え付けさせます。

そして、この管理者の世界観は外部からの都合の悪い情報はシャットアウトする為、狭い地図を行き来するような世界となってしまい、精神的に狭い空間が出来てしまいます。

狭い空間はマインドコントロールにうってつけの場所です。職場で働くということは少なくとも1日9時間の拘束時間と自宅から職場までの移動時間という拘束時間があり、起きている時間の殆どが働いている時間です。

いくら週休二日制とは言っても1日の中で職場にいる時間は長く、その影響を強く受けやすくなります。

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マインドコントロールの種類

マインドコントロールの種類は4つに分けられます。

  1. 情報のコントロール
  2. 行動のコントロール
  3. 思想のコントロール
  4. 感情のコントロール

※ ここで使われている「ワンマンな管理者」は職場の組織において最も影響力の強いスタッフを指します。職場によっては社長の場合もありますし、勤続年数の古いお局や部長クラスの者が該当する場合があります。

 

情報のコントロール

会社の運営方針は管理者の思いが込められていますが、ワンマン経営な管理者の場合、「我儘」が根端にある為、本来あるべき姿とはかけ離れた独特の雰囲気が漂ったものとなっています。

仮に本物の業種形態を知っていても、管理者にとって疾しい情報はシャットアウトして、自分の都合のいいように塗り替えたものを職場の運営方針や理念として位置付けています。

社内で行われる勉強会もその会社の方針に沿ったものとなる為、独自の情報や知識しか手に入らなくなります。

他所で働いたことがある人がこのような職場に就職すると「おかしい?」と感じますが、新卒で就職した場合、この「情報のコントロール」をもろに受けてしまいます。

また、業務とは関係ない場所でおかしなルールが発生する場合もあります。

例えば…
  • サービス残業をすることが美徳
  • 上の立場にいる人に貢物をすると職位が上がる
  • 管理者にとって都合の悪い人は仕事の出来ないバカだ

流石に職場においては一人一人狭い部屋に閉じ込めてマインドコントロールをすることは困難なので、情報を狭めてコントロールを図らうと言っても良いでしょう。

情報のコントロールはその人の仕事の価値観に影響を与えます。

新しい情報を吸収しようとしても、歪んだ情報や思想による理屈によって全く違う情報という形に変えて脳にインプットされます。

実は、私が見てきたケアマネ試験の合格者、不合格者にはそれぞれ特徴があると感じてきました。

これは、この情報のコントロールの有無が関係していると見ています。

ケアマネ合格者に共通することは、このマインドコントロールによる影響を殆ど受けてなく、情報吸収に邪魔が入らない為、勉強内容がストレート頭に入ると考えられます。

一方不合格者はというと、マインドコントロールによって摩り替えられた価値観や尺度から解釈してしまう為、せっかく勉強しても、情報のマインドコントロールの影響により、学んだことが歪められた形で知識として身に付き、結果として不合格になってしまうと考えられます。

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行動のコントロール

企業(事業所)が外部の情報をシャットアウトして自分の好き勝手に情報コントロールをすると、おかしなルールが発生し、そのルールに基づいて従業員が動きます。

例えば先述の「サービス残業をすることが美徳」においては、本来労働基準法で違反となっている賃金未払い残業を自ら行っており、自分が損している認識がありません。

外部の情報を知らないものだから、これが正しいと信じ込み、サービス残業を行って自分を買ってもらおうと努力します。

これも先述に順次しますが「上の立場にいる人に貢物をすると職位が上がる(又は基本給が上がる)」といった情報のコントロールも行動のコントロールに繋がり、従業員は自分が認められたいとばかりに上司や管理者等立場の強い者に対して「お膳立て」や「貢物」をして上手に持ち上げるのです。

行動のコントロールはハラスメントにも悪用されます。本来管理的立場に立っている者は、従業員を平等に扱うべきです。

しかし「我儘」で組織を動かしている管理者は私情を露わにします。

しかし、従業員を簡単にクビにすることが出来ない為、自ら退職届を出させる為の手段を取ります。

これは証拠として残しづらい言葉の暴力によるハラスメントによって相手を陥れるのも手段の一つです。

が、知恵が働く人は行動のコントロールにおいて周囲の従業員を巻き込みます。

事実無根の中傷をして気に入らない従業員が「仕事が出来ないバカ」「性格が変わってる」「やってることがおかしい」「悪意がある」という考えを管理者の下部(お気に入り)に植え付けさせ、当従業員を虐めることを美徳とするように行動をコントロールします。

この被害を受けた「管理者が気に入らない従業員」は働きたいという意思があるにも関わらず、陰湿なハラスメントに耐え切れずに自ら退職届を提出するのです。

更に「ウィンザー効果」という第三者の言葉と取り入れることで信憑性を高める心理を働きかけさせ、情報を信じた加害者はハラスメントをしておきながら「自分は正義」と思って行動します。

これがもっとエスカレートすると、「洗脳」という強烈な手段により対象者の価値観を大きく変貌させ、洗脳された本人は凶悪犯罪を起こすことさえも「正義」と錯覚してしまいます。

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思想のコントロール

これは管理的立場に立っている者が気に入ったか気に入らないかで全くアプローチが異なります。

思想のコントロールはどちらかというと気に入った従業員に対して行われます。

気に入った人には当然好意的な態度をとります。そこには「親和性の法則」を利用します。

つまり、自分のお気に入りは自分の味方に付けるように、休日は公私混同関係なく、ランチをする、バーベキューに行く等をして、ランチョンテクニックを用いて親睦を深めます。

そして、その人が管理者に対して好意を持つようになったら(崇拝するようになったら)、次に自分(管理者)が気に入らない人間を「悪」と位置付けるように事実無根の悪い情報を提供し、思想をコントロールします。

次第には行動のコントロールへと至ります。

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感情のコントロール

感情のコントロールは恐怖や不安を中心に操作するもので、管理的立場に立っている者が自分の気に入らない者に対してコントロールするケースに見られます。

気に入らない人に対して、暴言を吐いたり、その人の意見に対して反論した上、一切否定し、自分の方が優れているところを見せつけます。

要はマウンティングってヤツですよ。。。

また、その人が特に問題行動を起こしたわけではないのに、粗探しをして揚げ足をとって「取返しのつかない大変なミスをした」と言って攻め立て、恐怖心や罪悪感に陥らせます。

我儘な管理者はこうすることによって、自分の気に入らない従業員に「自分は能力がない」「私は他人に迷惑しかかけていない」「私は嫌われ者だ」「自分は価値のない人間だ」という自己否定感を強く植え付けさせます。



 

優れた事業所は運営方針に軸がある

ブラック企業に就職するとマインドコントロールが頻発し、本人達には自覚がありません。

これによって被害を受けている従業員も少なくないと思われます。

この記事を読んで、現状がおかしいことに一日でも早く気付いてもらい、早急に働きやすい職場に転職出来ることを願っています。

ブラック企業からホワイト企業(この呼び方は適切とは言い切れませんが)に転職して感じたことは、「天国」に来たような気分でした。

ホワイト企業であってもあくまでも職場なので「鳥籠に入ってその職場のルールに従って業務を行う」ことが基本的にあります。

ただ、ブラックな職場と違い、理不尽なルールはありませんでした。

そして、従業員を洗脳させ、恐怖心や罪悪感を植え付けることなんてありませんでした。(ただ、このホワイト企業も後にブラック企業化されてしまいますが)

「人間関係に恵まれた職場で働きたい」というのは誰もが持つ切実な思いです。

ただ、就職することは人間同士の関わり合いである以上、トラブルを生じることは避けられません。

良い事業所とは事業所の運営方針や方向性が明確になっており、その事業所の管理者は常に外部の情報にアンテナを張り、常に学ぶ姿勢をとっています。

そしてお客様に対して真摯に向き合ってサービスを施します。

それは決して無理に従業員のキャパシティーを超えたものではありません。

その為、職場の個性はあるものの「独特な雰囲気を漂わせた教義」のようなものはなく、従業員が変にマインドコントロールを受けることはありません。

そして「お客様の為に」という言葉をだしにして、従業員に嫌がらせをしません。

お客様は当然大切にしますが、従業員を守り働きやすい職場づくりに努めます。

このように優れた管理者は自分の私情で従業員に差別することなく平らに接し、従業員一人一人をリスペクトし、一人一人のポテンシャルを導き出します。

その位の器がある人のもとで働けば、従業員は目標に向かって楽しく仕事に従事出来るのです。

職員の定着も良く、職員一人一人が心清らかです。

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優れた事業所にはタイムリミットがある

実は、就職したことのある病院の中で、取り纏め役の医療スタッフがいました。

そのスタッフは、従業員に平らでとても話しやすい人でした。

自分の部署に関連する勉強会の時は、そのスタッフと連携を取りながら勉強会の進行の仕方を考えたり、院内のイベントの時は協力し合う関係でした。

また、色んな資格を持ち、常に学ぶ姿勢を持っていたことから知識や技術も豊富で、パソコンの調子が悪い時はみてもらったり、医療の現場やそれ以外でも頼りになり、会議では貴重な意見を挙げてくれていました。

その為、多くのスタッフに頼りにされ、慕われていました。

この事業所は当時、院長や事務長を始め、上に立っている従業員たちは職員に対して平らであり、器の大きい人ばかりでした。

当然、上記のような酷いマインドコントロールはありませんでした。勿論、パワハラも一切ありません!

ところがこのような状況は必ずしも永遠に続くとは限りません。

後に引き継ぐ管理者がろくでもない人に就任される場合があります。

いつでもその場を去れるようにスタンバった方が身のためです。

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https://nayamerueiyoushi.info/iryoukaigotensyoku/

https://nayamerueiyoushi.info/careena-review/

 

まとめ

人の出会いは縁なのかもしれません。

しかし、悪縁を完全に経つことは無理でしょう。

しかし、世の中話術力に長けている人もいて、中々本質に気付きにくいケースもあります。

一見言ってることは正しい事を言っている様…

後でよくよく考えてみると矛盾がある??

このようなタイプは心理テクニックが上手いタイプなのでしょう。

矛盾に気付けばいいものの、気付かないと見事にマインドコントロールを受けてしまいます。

しかし「この人の言ってることはおかしい??」と気付けば、マインドコントロールを回避出来るでしょう。

マインドコントロールを受けてしまうと、当組織の中の常識が一番正しいと思い込んでしまいます。

しかし、その常識は何処に行っても通用するわけではなく、外野から見たら「非常識」な場合もあります。

独自のルールに矛盾や違和感を感じること、その感覚が誤った価値観の植え付けからあなたを守ることに繋がるでしょう。

 



B!

 



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